経費の知識を付ける
経営者たる者、税金の知識を付けるべきだと私は思います。
税務は税理士に丸投げではなく、ご自身で税金についてしっかりと知識を身に付けた上で、税理士と対等に話せるレベルになる。
その上で、第三者の目、プロの目として最終的なチェックを受けると言う体制が良いと思います。
税理士にも色々いまして、自ら節税を提案してくれる税理士ばかりではなく、特に小さな部分に関してはそんなところまでアドバイス出来ないと言うこと経営者が知らず知らず無駄な税金を払ってしまっているケースも多々あるでしょう。
しかし税金の勉強と言うと敬遠される経営者が多いのもまた事実です。
従って私は、「経費の知識」を付けましょう、と言いたいと思います。(単に言い方を変えただけの話ではあるのですが)
結局のところ、税金額は売上から経費を差し引いた所得(売上-経費)で決まるわけですし、売上を控除・過少計上するわけにはいきません。(脱税)
※もちろん、過大に計上するわけにもいきません。(粉飾&みすみす税金を多く払うことになります。)
要は売上は動かせないのですが、「経費の知識」さえあれば、税金額をコントロール出来るわけです。
事業主のあなたは、どのようなものが経費に算入出来て、どのようなものが経費に算入できないかご存知ですか?
まずは経費(節税)に関する書籍を5冊程度読めば、かなり経費の知識はカバーされると思います。(その5冊の書籍代も新聞図書費として経費で落とせると同時に、そこで得た知識は将来に渡り、多額の節税効果を生むと思います。)
自らも税金の知識を身に付けて、税理士と入念に打ち合わせの上で決算を組めば、税金面で決算時に慌てることもなくなるでしょう。
合同会社を設立した以上、この分野の勉強から逃げてはいけません。