資本金2000円、自宅登記の合同会社で200万円の融資申請をしてみた
お客様案件を公開するわけにはいかないので、私自身の経営する合同会社で公的融資が下りるのか?
実際に日本政策金融公庫で200万円、近くの信金で200万円の融資申請をしてみました。
→無担保無保証で3000万円の融資成功事例
→無担保無保証で500万円の融資成功事例
【目次(もくじ)】
- 令和元年8月26日。日本政策金融公庫へインターネットで融資申し込み。
- 8月30日。日本政策金融公庫担当者から電話が入り面談日を決定。
- 9月6日。まさかの展開!書面連絡来ず!
- 9月9日。面談免除!電話確認15分!
- 9月17日。200万円満額の融資決定!
- 9月25日。契約書に押印、署名をして簡易書留で郵送
- 10月2日。1,999,780円の着金!
- 後日談。コロナで500万円の無利子融資&代表者保証を外せるウルトラC!
令和元年8月26日。日本政策金融公庫へインターネットで融資申し込み
こちらからネット申込が可能です。
必要事項(会社概要や家族構成、融資希望金額等)をパソコンで入力するのみ。
送信から1時間ほどで公庫のセンターから折り返し電話がありました。
本人確認と必要書類の確認です。
私は事務所(自宅登記)が熊本なので、熊本の支店に以下の書類を送るようにとのことでした。
- 直近2期分の決算書コピー(税務署提出のもの)
- 直近半年の試算表
- 企業概要書
今回は運転資金として200万円の申請をしたので、見積書は求められませんでした。
※設備投資をする場合には、見積書も提出する必要があります。
8月30日。日本政策金融公庫担当者から電話が入り面談日を決定。
公庫担当者から電話があり、面談日の提案がありました。最短だと9月5日(木)とのことでしたが私の都合がつかず。
担当の方も早い方が良いだろうとのことで、翌週9月9日(月)に面談日が決定しました。
これから更に当日持参しなければならない追加書類の連絡が書面で届くことになります。
9月6日。まさかの展開!書面連絡来ず!
追加書類の連絡が来ないまま、金曜日を迎えまして。
え、、、、翌週月曜日に面談なのに、今日の今日まで書面連絡が来ないってのは流石におかしいと思い、公庫に電話連絡。
すると、担当者が出張で不在!しかも来週の半ばまで!
どういうこと?月曜日面談の約束したじゃん(笑)
完全に忘れてたな・・・
上司と思しき方が電話口に出てきて、とりあえず追加書類として「最新の、H31年度の法人税と消費税の領収証」をFAXしてほしい、と。
そしてここで驚くべきことを告げられます。
面談は不要です。
え!面談なしで融資っておりるんですか?(笑)
今まで一度も聞いたことないけど・・・・
とりあえず直近分の納税の領収書をFAXして先方からの返事を待ちます。
9月9日。面談免除!電話確認15分!
週明けの月曜日に担当者から電話があり、結局面談はなしとなり、この日の午前に「午後に電話で多少聞き取りをさせて下さい」とのことでしたので、約束の時間に事務所で待機。
時間ちょうどに電話がかかってきまして、資金使途や今後の事業計画等を聞き取りされました。所要時間15分弱。
決算書が良いからなのか、わずか200万の少額だからなのかわかりませんが、とにかく本当に面談は不要のようです。
そんなことあるのか!と驚きました。
代表者連帯保証はお願いしますとのことでした。
正直、たかだか200万くらいだし「代表者保証、どうしても必要ですか?」と粘ったのですが、それは必要である、と。
まあ、相手さんからすれば「逆に、たかだか200万で代表者保証渋る理由あります?」って気持ちだろうと思います。
確かにごもっともなので、必要以上に粘ることもなく最後は「わかりました。問題ありません。」と答えて電話を切りました。
この記事のネタの為に無担保無保証にこだわっていますとも言えませんし、そもそも経営者の保証を不要とする融資(経営者保証免除特例制度)の場合、0.2%金利も上乗せされますので。
数千万円の借入で10年以上に渡って返済する場合ですと徹底的に代表者保証を外すとか、団信加入の検討の余地がでてきますが、このくらいの金額なら考える必要はなしです。
9月17日。200万円満額の融資決定!
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金利2.16%で月々の返済が35,000円の58回払いですね。
8月26日に申込してから3週間のスピード決定となりました。
9月25日。契約書に押印、署名をして簡易書留で郵送
仕事が忙しく、契約書類が届いてから提出するまでに1週間かかってしまった。
公庫に持参でも良いが、今回は郵送を選択。これであとは着金を待つのみ。
10月2日。1,999,780円の着金!
インターネット申し込みから約1ヶ月ちょいで無事口座に振り込まれましたね。
資金調達は早め早めに動くことが大切です。
後日談。コロナで500万円の無利子融資&代表者保証を外せるウルトラC!
その後、新型コロナウイルス感染症特別貸付を利用し、200万円・金利2.16・連帯保証人2名(役員二人)だったこの融資が、
↓ ↓ ↓
無利子(最初の3年間。その後1.36%)で500万円、更に、連帯保証人なし(連帯保証人も外してもらえました。)の融資へ変更出来ました。
※クリックで拡大します。
コロナ禍は喜べることではありませんが、利用できる制度はしっかりと活用したいものですね。
融資額は増え、金利は下がり、連帯保証人も不要になる。借り換え融資を受けていない方は是非制度が終わる前に手続きをしましょう。